魚の話

旬の魚

浅蜊(あさり)【Short necked clam】

浅蜊(あさり)

扱い方・食べ方

【アサリの砂抜き】

パック詰めのものは砂抜きされているのでそのまま調理できますが、潮干狩りなどで獲ってきたアサリは砂抜きが必要です。海水程度の塩水(水500ccに塩大さじ1杯)に入れ、暗いところに一晩ほどおきます。

【保存方法】

買ってきたその日のうちに食べるのがよいのですが、もし1日おく場合は、パックの海水を抜いて真水で洗い、ポリ袋やラップにくるんで冷蔵庫で保存します。水の中にいるとアサリが動いて弱ってしまうからです。冷凍する場合は、表面の水分を切り、そのまま冷凍用のパックに入れて冷凍すると、1ヵ月程度もちます。みそ汁などにする場合は、冷凍のまま調理できます。

栄養・効能
アサリはカルシウム、鉄、亜鉛などのミネラルが豊富に含まれているので、貧血、味覚障害、骨粗鬆症の予防に効果がありす。また、血中のコレステロールを低下させるタウリンも多く、動脈硬化、糖尿病の予防という効果もあります。
プロフィール
有史以前から食用とされてきたアサリは、もっとも馴染み深い貝のひとつです。塩分濃度の薄い内湾の砂泥底に全国的に生息していますが、食用以外に海水の浄化にも役立っています。アサリが海の中のプランクトンを食べているおかげで、赤潮などの発生を未然に防いでいるのです。日本以外に中国、韓国、フィリピンにも分布しています。4~6月の産卵期前が旬で、アサリのうまみのもとのグリコーゲン、コハク酸もその時期に増します。
選び方
アサリは生食せず加熱調理して食べますが、生きたものを購入するので活きのよさが大切です。殻が美しく表面にちょっとぬめりのあるもの、塩水の中で水管をよく伸ばしていて、反応のすばやいものがよいものです。また、パック詰めのものは、中の水が濁っていないものを選びましょう。
栄養成分表
生の場合(100g中)
水分 86.8g 亜鉛 1300μg
たんぱく質 8.3g ビタミンA 60IU
カルシウム 80mg ビタミンE 0.9mg
7.0mg DHA 34mg
ナトリウム 400mg EPA 21mg
カリウム 230mg エネルギー 49kcal